Wednesday, January 22, 2014

認識論


これまた、とんでもないタイトルつけちゃって。そして、話題は自転車です。


I want to ride my bicycle.....,
I want to ride my bike....
I want to ride it where I like......

フレディ~ッ!!!!!
(末尾注記参照)

写真は、ショーに停めてあったカスタム自転車。帰り道10マイル離れた所で再会。すげ~。
ショーとは、Chopper Fest in Ventura。
http://chopperfestival.com/


ところで、一般的な会話で、「バイク」ときたなら、高い確率でそれは「オートバイ」のこと。しかし、一般的な会話で、"bike"ときたなら、高い確率でそれは"bicycle"のこと。(バイクとbikeで日本とアメリカでという違いを表す試み。)

しかし、

「みんなさ~、バイク、バイクって言うけどさ~、アメリカでバイクって言ったらさ~、普通は自転車のことだよ~」と言い切ったなら、それは正しいんですが、ちょっと違うような気もします。それに、この人、「さ~」入れ過ぎで、語尾伸ばし過ぎ。架空の方ですが。

Motorcycleもbikeですが、たとえばG大先生(グーグルですね)に"bike"でおうかがいを立てますと、真っ先にご教示頂けるのは自転車話題のサイトばかり。つまり、一般的な状況では、確かに"bike = bicycle"という等号が成り立つと言っても過言ではないようです。証明過程短か過ぎますが。しかし、皮ジャンにエンジニアブーツでヘルメットをかぶっている2人の会話から"bike"という単語が聞こえてきたなら、これは高い確率で"motorcycle"のことでしょう。


何が書きたいかと言いますと、たとえば、アメリカで暮らし始めてホームステイをしたとして。


オートバイ好きのA家で、bikeという単語が出てきたら、話題は、自転車かもしれないし、オートバイかもしれません。

しかし、オートバイとは無縁のB家でbikeという単語が出てきたら、話題は多分、自転車。問うてみたなら、「モーターサイクルもバイクとは言うけど、バイクと聞いたら普通は自転車のことだと思うかな」なんて答えが返ってくるかもしれません。その口調から見て、発言者は10代から20代の落ち着いた男性でしょうか。いや、架空の方ですが。ではありますが、B家の人々が、こちらがオートバイ好きと知っていたなら、そのbikeは自転車かもしれないし、オートバイかもしれません。


話がどんどんわかりづらくなっておりますが、B家滞在者がA家状況を知るまでは、つい、「英語でbikeって言ったら自転車のことだよ」と言い切ってしまいがちで、それは、誤解ではないような誤解であるような。そして、この些細な、誤解ではないような多分誤解は、「知恵」と「知識」の違いというものを表しているのではなかろうか、と。話がそうなってきたならば、「認識論」とやらの方向に進んでいっても変ではなかろう、と。まっ、相変わらず、展開は大げさですが、自慢じゃないが中身は薄い。


これは、アメリカで暮らし始めてから、英語については、何度もわかったつもりの「思い込み」と「勘違い」を、玉ねぎの皮むきみたいに延々繰り返していたりするよね、という、話でもあります。


注記:フレディ・マーキュリー(書くまでもないですね?)

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